これは、「月の位置と同じ場所にもし土星があったら」という仮定でつくられた画像ですが、頭では理解できても、毎晩こんなに巨大な天体が頭上にあったら、筆者なら怖くて夜空を見上げることができません。
でかすぎて、怖すぎます。
まぁ、「物理法則からこのようなことはあり得ない」と科学者には一蹴されそうですが、しかし、こういうインスピレーションは大切にしたいと思います。
なぜこんな写真を紹介したかというと、、、
筆者が子どものころ「あなたの知らない世界」という、子どもにとっては、すでに番組名からしておどろおどろしい番組がありました。
いわゆる心霊現象を取り扱った番組なんですが、大人からみれば「くだらない」のですが、子どもたちは肩を寄せ合って、かたずをのんで観ていました。
今考えると、ビビるくせに何で観ていたのだろうかと不思議なくらい「憑りつかれる」番組でした。
夏休み期間中にやっていた番組で、それを見た夜はひとりでトイレに行けません。親には毎晩「明日は見るな!」と叱られました。
今は亡き、宜保愛子(ぎぼ・あいこ)先生や、新倉イワオ(にいくら・いわお)先生といった、著名な霊能力者・心霊現象研究家が番組の顔でした。
カシ@alwayshardway1984年放送の #これが世界の心霊だ4 がチャンネルnecoでやってたので観た。これ、当時観たの覚えてる。司会は小川宏で新倉イワオに宜保愛子。懐かしー。 https://t.co/x4kgYeZtIn
2016/07/12 01:33:49
このような前フリを書いたのは、今回はこの懐かしの番組にあやかって、夏の終わりに(すでに秋ですが…)、
『大人になった自分が見ても「怖いなぁ」と思う写真特集』をやってみようと思ったからです。
太陽はよくよく考えたらデカいし、怖い
太陽の直径は、地球の約 109 倍。体積は約 130 万倍程度です。そしてその太陽表面の煉獄(れんごく)の炎が太陽コロナです。温度は 100 万度とも言われています。
その太陽コロナと地球を比較した画像がこれ ↓↓↓
▲100万度の太陽コロナの先っぽ程度の地球さん。。。
(出典) ワールドネッター http://worldnetter.com/nasa-sun-150215
太陽の怖い画像を探索中に、このような動画を見つけました。
「太陽に接近して、なんと太陽のエネルギーを吸引するUFOをとらえた動画」だというのです。
「吸血UFO」「UFOの給油」と騒がれたそうです。
しかし、この動画は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOカメラがとらえた映像だというから驚きです。 ↓↓↓
ガチなら、100 万度を吸血する奴ってなんなん、、、というわけですが、、、
▲これがガチなら、100 万度を吸血する奴ってなんなん、、、というわけですが、、、
(出典) YouTube https://youtu.be/biULOZApjh8
これはよくわかりません、、、↓↓↓
太陽がブラックホールに飲み込まれる画像だそうです (^^;
▲(出典) 不思議.net http://world-fusigi.net/archives/7359605.html
ところで、1番大きい星はどのくらいの大きさか??
太陽がデカいことはよく知られていますが、いま宇宙で一番大きな星はどのくらいの大きさなのか?
それがこれ↓↓↓
たて座UY星(UY Scuti)
なんと、地球の 19 万倍、直径 24億 km。
距離は太陽からおよそ 9,500 光年の位置にある。
もちろん今観測できている中で、という条件付きで最大。しかし、よくわかっていないことだらけらしい。そりゃそうだろう。
▲地球の 19 万倍、直径 24億 kmはもはや想像がつかない。
(出典) alazoraの発見 https://www.alazora.com/entry/2017/02/22/230943
木星のオーロラは、地球数個分?!
NASA(アメリカ航空宇宙局)が2011年に打ち上げた木星探査機「ジュノー」が地球に送ってきた画像の中には、木星のオーロラもあった。
それがこれ↓↓↓
これが怖いのは、このブルーに輝くオーロラ、地球数個分の大きさがあります。(((((((;´д`)))))))
その上、オーロラのパワーが地球の 100倍!
▲そもそもまだ未解明な点が多い木星。オーロラだって特盛!
木星といえば、あの独特の縞(しま)模様です。そもそもあの縞模様というかまだらなカラーリングが毒々しくて怖いです。
あれは木星が巨大なガス惑星だからです。木星は、年中ガス雲に覆われており、アンモニアの結晶やアンモニア水硫化物からできているそうです。名前からして危険でやばそうな物質です。
そしてその写真がこれ↓↓↓
▲まぁ、行くことが無いのでなんともいえませんが、拝みたくない景色です。
そして赤道と平行に、東向きに流れている大気と、西向きに流れている大気が相互にあるそうです。それがあの縞々模様を作り出しているのですね。
風速は、秒速 100 メートルだそうですから、時速は 360 kmにも達します。まず地球のハリケーンではお話になりません。
しかし、宇宙にはさらに上手がいるものです。
海王星です。
海王星の大気は、水素・ヘリウム・メタンなどから組成されているそうで、その風速は、な、な、なんと 時速 2,000 km!
そのうえ、陸地がない。着陸したらすぐに海中へドボン。
怖いです、海王星。
▲上は、海王星の画像。下は、海中にドボンしたイメージ図。
(出典) 不思議.NET http://world-fusigi.net/archives/8041821.html
風速 時速 2000 kmの後で、地球の台風の話はショボすぎるかもしれませんが、先日、9月29,30日の台風24号ですが、宇宙から撮影されていました。
それがこれ ↓↓↓
▲台風24号を宇宙からとらえた画像(上の2枚)。
(出典) ニュースまとめるのん http://blog.livedoor.jp/matomerunon/archives/12462941.html
星雲はガチで怖い、行ってはいけない
星雲の画像はカラフルできれいとか、アートだという方がおられます。しかし、私は普通にガチで怖いと思います。
星雲て、太陽系が何個も入る銀河のような大きさがあるので、そもそも大きさのイメージがぶっとんでいる。
そんなデカさの上に、この画像、ガチで震えます。 (||゚Д゚)ヒィィィ!
▲はっきり言って、悪魔かデーモンの使い、怪物にしか見えない。
お近づきになりたくない系です。
(出典)National Geographic https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/327803/042300006/
へビ座の中にあるM16(NGC6611)とも呼ばれているワシ星雲(Eagle Nebula)は、地球から 7,000 光年も離れたところにあります。もう想像がつきませんが念のため。
星雲の中では見事な宇宙の柱を見ることができます。
宇宙の柱の正体は、塵と濃いガスです。
そしてこの中では多くの若い星が生まれています。
それがこうした写真です。この写真はハッブルがとらえたものです。
この柱の長さは10光年もあります。
巨大でしかも怖い、地震も宇宙もなんだか怖い、そんな「あなたの知らない世界」はしばらく続くような。。。
↓↓↓ おまけ動画。YouTube でよくみかける星の大きさ比較動画。筆者はこれでも怖いっす。
https://youtu.be/lcC6NicN53A
↓↓↓ おまけ動画。YouTube でよくみかける星の大きさ比較動画。筆者はこれでも怖いっす。
https://youtu.be/lcC6NicN53A
今後とも 銀河研究所[GINGA Laboratory]をよろしくお願いします。
(編集者: 所長・ナオミン)
(編集者: 特任研究員・くぼっさん)
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